高齢化を「縮小」ではなく「可能性」として捉え、テクノロジーや地域の力が重なり合うことで、高齢者が役割を持ち続けられる社会が自然に育っていく。
それが、私がめざす幸齢社会の姿です。
「いきいき長寿社会推進者」は、福祉の枠を超え、先端技術を味方につけながら、高齢者がいきいきと役割を持ち続けられる社会づくりに取り組む、関口の活動名です。
セキグチでは、AI・ロボット・デジタルツールなどの技術を、高齢者が地域で新たな価値を生み出す“力”として活かすことを目指しています。
私は、介護施設の運営者でも福祉職でもなく、研究者やロボットメーカー、行政の立場にも属していません。
だからこそ、どの立場にも偏らず、現場・企業・行政・地域の視点をつなぎ直す“翻訳者” として動くことができます。
技術・現場・制度の間にあるギャップを見つめ、暮らしの中で無理なく使われ、関係性の中で生きる形へとつなぎ直していくことが私の役割です。
行政・企業・地域団体と協働しながら、高齢者の活躍を拓く未来志向の仕組みづくりを進めています。
学生時代を過ごしたアメリカでは、年齢を理由に行動を制限しない高齢者の姿をたくさん見ました。
「人生は何歳からでも楽しめる」
その空気を肌で感じたことは、今の私の原点になっています。
日本に戻ってからは、企業でのプロジェクトや新規事業づくりなど、さまざまな現場を経験しました。
人が動きやすくなる仕組み、組織が前に進むためのプロセス――そうした“人と場を整えること”の大切さを、実務を通じて実感してきました。
その後、2010年からは自治体のロボット・ICTを介護現場へ普及・推進する仕事に携わるようになります。
現場・行政・企業・技術といった異なる立場の間に立ち、それぞれの想いを“つなぐ役割”を任される中で、「誰かが言葉を翻訳し、橋を架けることで初めて動き出すことがある」ということを強く感じるようになりました。
今の私は、技術と社会のあいだに立つ“翻訳者”のような存在だと思っています。
テクノロジーを「ただ導入するもの」ではなく、人の参加や役割を生み出す“力”としてどう活かせるのか?
その方向性をわかりやすく示すことに力を入れています。
現場や企業の方と一緒に、
「これならできるかもしれない」
「こうすればもっと良くなる」
という小さなヒントを見つけていく――
そんな伴走を続けることが、私の現在の役割です。
私が描く“幸齢社会”とは、年齢を重ねても、役割があり、参加があり、つながりがある社会。
人が誰かの世話をし、関わり続ける中で、役割や出番が自然に生まれていく。
そうした関係性そのものを、これからの幸齢社会の大切な資源だと考えています。
AIやロボットが「人の代わり」になるのではなく、人の可能性を広げてくれる“相棒”のような存在になる未来です。
技術があるからこそ、人が輝ける場が生まれる。
その未来を、一緒につくっていきたいと思っています。
超高齢社会の課題は、見方を変えれば“新しい機会の宝庫”です。
セキグチは、高齢化を「社会の重荷」ではなく、“未来を共に創り出すチャンス” として捉えています。
技術や新しい発想を取り入れながら、課題を機会へと転換し、高齢者が地域の中で、いきいきと参加し、価値を生み出せる環境を育てていくこと。
それが、セキグチの根底にあるビジョンです。
セキグチは、地域・行政・企業が前向きに動き出せるよう、「視点の提供」と「翻訳」を軸に活動しています。
高齢社会・エイジテック・地域参加に関する知見をわかりやすく発信し、必要とする人や組織には、方向性の整理や仕組みづくりを一緒に進める形で支援しています。
私は、実証や導入を直接担う立場ではありません。
だからこそ、自治体や企業がそれぞれの現場でより良い判断ができるよう、「何が大事か」「どう進めるべきか」という視点を届けることを大切にしています。
こうしたサポートを通じて、高齢者の力が活かされ続ける地域や組織が増え、持続可能な長寿社会(幸齢社会)に向けた取り組みが広がっていくことを目指しています。
セキグチは、福祉の慎ましさや前例踏襲に縛られず、また企業のように自社プロダクトありきでもなく、“いきいきと未来をつくる長寿社会”を共にデザインしていく存在です。
私が大切にしているのは、高齢者・地域・行政・企業、それぞれの力を引き出し、誰もが役割を持ち続けられる前向きな社会を一緒につくること。
制度と現場のあいだにあるギャップを見つめ、そこに新しい視点と選択肢を届けながら、人と技術、人と社会の関係性が育っていく流れを生み出していきます。
皆が互いに活躍し、支え合える社会へ。
――その実現に向けて伴走するパートナー。
それが「いきいき長寿社会推進者 セキグチ」です。
セキグチのビジョンに共感いただけた方は、ぜひ一度お話ししてみませんか?
ちょっとしたご相談や、今後の可能性についての情報交換なども大歓迎です。
ご希望があれば、講演や個別相談のご依頼にも対応いたします。
「いきいき長寿社会推進者セキグチ」の関口です。
テクノロジーを通じて、高齢者がより豊かに社会とつながる未来を目指し、介護ロボット分野から一歩広げた活動に取り組んでいます。私の経歴やこれまでの取り組みについては、プロフィールページで詳しく紹介しています。
また、活動の背景や大切にしている考え方は、ビジョン・メッセージページにまとめています。ぜひあわせてご覧ください。
過去のコラムでもお伝えした通り、PAROやLOVOT、NICOBOといったコミュニケーションロボットは、「癒し」「話し相手」「孤独の解消」といった文脈で広く語られるようになりました。実際、それらは確かに重要な価値です。
しかし、現場で導入が進むにつれて、もう一つの大きな課題が浮かび上がってきています。それは、「最初は盛り上がるが、時間が経つと飽きられてしまう」という問題です。…
テクノロジーと社会参加の両面から、長寿社会をより豊かにするための視点をわかりやすくお届けしています。
「介護ロボット経営実践会」に代わり、新ブランド「いきいき長寿社会推進者 セキグチ」として新サイトを公開しました。