幸齢社会をひらく──AIとエイジテックの力で

いきいき長寿社会推進者セキグチ

    Active Aging Evangelist(アクティブ・エイジング・エバンジェリスト)

ビジョン・メッセージ

いきいき長寿社会推進者 セキグチが描く未来と思想

超高齢社会は、まだまだ成長できる。
支えられる存在から、未来を支える存在へ。
テクノロジーを活用し、高齢者が地域で新たな役割を担い、共に未来を創り出す社会へ。

いきいき長寿社会推進者 セキグチとは?

「いきいき長寿社会推進者」とは、福祉的な支援にとどまらず、先端技術を活かして超高齢社会を新たな成長の機会へと変えていく存在です。

セキグチは、AIやロボット技術、デジタルツールなどを積極的に取り入れ、高齢者が地域社会の中で新たな価値を生み出す“主役”となる社会の実現を目指しています。

セキグチは、介護施設の運営者でもなく、福祉職でもありません。また、大学や研究機関に所属する研究者でもなく、ロボットなどを製造・販売する企業の関係者でもありません。さらに、制度を決める自治体や行政機関の立場にも属していません。

このように特定の立場に偏ることなく、それぞれの視点や現場を理解し、つなぎ直す“翻訳者”として、テクノロジーを高齢者の活躍の場へとつなげる取り組みを進めています。

現場・制度・テクノロジーの間にあるギャップを埋め、実際に機能する仕組みとして社会に根づかせていくことが私の役割です。

行政・企業・地域団体と連携しながら、技術を現場に適用するための橋渡し役として、未来志向の仕組みづくりを推進しています。

幸齢社会をひらくというビジョン

過去|視野を広げた原体験と、日本の現場で得た学び

学生時代、アメリカでの生活を通じて目にした「年齢に縛られず、人生を楽しむ高齢者の姿」は、私の中に “高齢社会の見え方は変えられる” という視点を残しました。

その後、日本で介護ロボット普及や自治体連携の業務に携わるなかで、現場・行政・企業という異なる立場が同じ目的に向かう難しさと、つながった時に生まれる大きな変化を数多く経験してきました。

テクノロジーを「提供する」だけでは現場は変わりません。

変えていくのは、人・組織・仕組み――そして、それらを動かすためのプロセスです。

こうした経験の積み重ねが、私のビジョンである 「幸齢社会」 を形づくる土台になっています。

現在|技術と参加をつなぎ、“活かされる技術”へ翻訳する

今、私が取り組んでいるのは、エイジテック(高齢者の生活を支える技術)やフィジカルAI(人に寄り添うAI/ロボット)を、「技術の話」ではなく「人が活躍し続ける仕組み」として翻訳し、社会に伝えていくことです。

必要なのは、技術そのものより、人と組織が動きやすくなる視点や、対話の土台をつくること。

私は、現場で起きている実感と課題を言語化し、高齢者の生活・参加・いきがいを支える取り組みが仕組みとして前に進むための方向性を示す役割を担っています。

情報発信を通じて課題や可能性を可視化し、その視点を必要とする人・企業には伴走型の支援を行っています。

現場の実感に根ざした価値提案ができる人や組織が増えること。その積み重ねが、エイジテックやAIの社会実装を前に進める力になると考えています。

未来|幸齢社会というこれからの風景

私がめざす未来は、年齢を重ねても、役割があり、参加できる社会。

「支える・支えられる」という二元論を越え、高齢者が “共に創る側” として当たり前に活躍できる社会です。

AIやロボットは人の仕事を奪う存在ではなく、人の可能性を広げる相棒(パートナー) となっていく。

生きがいと健康が循環し、世代を越えた参加が協働の場を育てていく地域社会。

それが、私が描く 幸齢社会 の風景です。

「課題」を「機会」に変え、「共創」する思想

超高齢社会における課題は、見方を変えれば新たな機会の宝庫です。

セキグチは、高齢化を「社会の重荷」としてではなく、「新たな成長を共に創り出すチャンス」と捉える思想を提唱します。

先端テクノロジーやイノベーションを通じて、課題を機会に転換し、高齢者自身が社会の一員として積極的に参加・共創できる仕組みを築くこと。

それがセキグチの根底にあるビジョンです。

地域・行政・企業と連携し、仕組みをつくる

セキグチは、地域コミュニティ、行政機関、そして企業がより前向きに動き出せるよう、「視点の提供」と「翻訳」を中心に活動しています。

高齢社会・エイジテック・地域参加に関する最新の知見をわかりやすく発信し、必要とする人や組織に対しては、方向性の整理や仕組みづくりの相談に伴走する形で支援しています。

私自身が実証や具体的な導入を直接担うのではなく、自治体や企業がそれぞれの現場でよりよい判断ができるよう、“そもそも何が大事か”“どう進めるべきか”という視点を提示することを大切にしています。

こうしたサポートを通じて、高齢者が持つ力を活かし続けられる地域や組織が増え、持続可能な長寿社会(幸齢社会)へ向けた取り組みが育つことを目指しています。

現場から、ともに未来をつくる伴走者として

セキグチは、福祉系の団体にありがちな慎ましさ・地味さ・前例踏襲型の文化にとどまらず、また企業のように自社プロダクトを前提とした発想でもなく――「いきいき」「アクティブ」「前向き」な長寿社会を共にデザインしていきます。

私が大切にしているのは、高齢者・地域・行政・企業それぞれの力を引き出し、「いきいき」「元気」「アクティブ」な長寿社会を共につくること。

制度と現場のギャップを見つめ、そこに新しい視点と選択肢をもたらす“翻訳者”として、未来に向けた前向きな流れを生み出していきます。

皆が役割を持ち続け、活躍し合える社会へ――

その実現に向けて伴走するパートナー。

それが 「いきいき長寿社会推進者 セキグチ」です。

お問い合わせ・相談はこちらから

私たちのビジョンに共感いただけた方は、ぜひ一度お話ししてみませんか?

ちょっとしたご相談や、今後の可能性についての情報交換なども大歓迎です。

ご希望があれば、講演や個別相談のご依頼にも対応いたします。

セキグチについて

「いきいき長寿社会推進者セキグチ」の関口です。

テクノロジーを通じて、高齢者がより豊かに社会とつながる未来を目指し、介護ロボット分野から一歩広げた活動に取り組んでいます。私の経歴やこれまでの取り組みについては、プロフィールページで詳しく紹介しています。

また、活動の背景や大切にしている考え方は、ビジョン・メッセージページにまとめていますので、ぜひあわせてご覧ください。

最新コラム&インサイト

去る11月16日(日)、日本経済新聞社が主催する「日経ロンジェビティカンファレンス」に参加しました。私自身、「いきいき長寿社会推進者 セキグチ」という新たな名称(屋号)を掲げて活動する中で、高齢社会をどのように捉え直し、どのように前向きな未来像を描くべきかを再確認する貴重な機会となりました。

テクノロジーが拓く長寿社会の未来

テクノロジーと社会参加の両面から、長寿社会をより豊かにするための視点をわかりやすくお届けしています。

最新のお知らせ

2025年11月18日(火)

「介護ロボット経営実践会」に代わり、新ブランド「いきいき長寿社会推進者 セキグチ」として新サイトを公開しました。