20171218日(月)に放送されたNHK総合の「首都圏ネットワーク」で紹介されたのは、介護ロボットを購入した埼玉県本庄市にある特別養護老人ホーム 安誠園。そこでは2台のロボットを購入したのですが、1カ月もたたずに誰も使わなくなってしまいました。

そこで、施設は埼玉県の先端産業創造プロジェクトの一環で行っている介護施設向けロボット活用コンサルに応募。コンサルタントの指導のもと、利用するメンバーを選抜し、ロボットを使う業務を絞り込み習熟度を高めるなどの工夫をしました。

また、業務の作業時間や負担感などを計測することにより、業務プロセスやロボット活用成果の“見える化”に取り組みました。その結果、多くのメンバーが5段階評価で平均して2段階程度腰痛が軽減されていた事が判明しました。

このように「導入から1カ月もたたずに誰もロボットを使わなくなってしまった」状態から「積極的に活用するようになり、成果の見える化に取り組む」までのコンサルティングを実施したのが関口でした。

コンサルティングを実施した当日(2017年12月14日)NHKのカメラ取材が安誠園に入り、コンサルティングの様子などを撮影しました。記者のインタビューも受けました。

そして、放送日の12月18日の「首都圏ネットワーク」では、関口のインタビューをはじめ、安誠園に入る様子、コンサルティングの様子、ロボットの活用シーンなどが放映されました。

コンサルティング実施の様子

安誠園の須藤様のインタビュー

なお、2017年12月18日の「首都圏ネットワークニュース」の放送内容の詳細については、こちらのサイトをご覧ください(gooテレビ番組のページへリンクします)。

【No.47】介護分野の労働危機を社会の転換点へと変える解決策
【No.46】介護予防事業の問題点と克服への道筋
【No.45】補助金が、自主性や積極的な改革の意識をダメにする?
【No.44】介護ロボの普及:国や自治体の補助金政策は何が問題なのか?
【No.43】コロナ禍で介護ロボットの普及は阻まれるのか?
【No.42】分厚いレポートと保険給付外の市場の可能性
【No.41】販売事業者は、どのようにセミナーを開催するべきか?
【No.40】製造業のサービス化が進んでいく中、介護ロボットは?
【No.39】縦割りの弊害とカニバリゼーション
【No.38】介護ロボットのセミナーやアンケートの活かし方
【No.37】介護ロボットの普及は「見える化」が解決してくれる
【No.36】介護ロボットの普及・市場開拓のブレイクスルー
【No.35】介護ロボットの買い手の効用を妨げているものは?
【No.34】平成31年度の補助金は早期争奪戦か?
【No.33】介護ロボットはキャズムを越えられるか?
【No.32】産業用と異なるからこそ必要なこと
【No.31】介護ロボット販売で先にやるべきこと
【No.30】成功への第一歩はメニューに載ること?
【No.29】 過去のターニングポイントと面白い取り組み
【No.28】 平成30年度の介護ロボット予算で気付いたことは…
【No.27】ロボット活用に向けた施策で最も重要なことは…
【No.26】市場開拓にレバレッジが効く「1対N」のアプローチ
【No.25】介護ロボット市場の開拓にも必要なユーザー教育
【No,24】誰が介護ロボット市場を制するか?
【No.23】介護ロボット代理店の苦労
【No.22】ロボットビジネスのセグメント化
【No.21】「ニーズの違い(バラツキ)」とイベント企画
【No.20】施設が補助金に飛びつく前にやるべきこと
【No.19】施設にとってロボットの導入で最も重要なことは?
【No.18】ロボットをロボットとして見ているだけでは?
【No.17】ロボット市場への参入は凶と出るか吉と出るか?
【No.16】ロボットセミナーの開催で判明した顧客のニーズ
【No.15】潜在顧客から見た見守りロボット
【No.14】介護ロボットは6年前より増えたが、その一方【No.13】見守りロボットは是か非か?
【No.12】介護ロボットを活用する直接的なメリット
【No.11】ロボットに頼らない活用方法は?
【No.10】施設の介護ロボット選定の実態は?
【No.9】介護ロボット市場の開拓には?
【No.8】補助金政策による光と影
【No.7】補助金のメリットとデメリットは?
【No.6】自治体支援策の特徴は?
【No.5】ハードだけではなく、ソフト面も必要では?
【No.4】介護現場にロボットを導入するための要件は?
【No.3】なぜ、「普及はまだまだ!」なの
【No.2】介護ロボットの認知度は飛躍的に高まったが
【No.1】介護ロボットの普及を電子カルテと比べると