【コラム】介護ロボットの着眼点

介護ロボットの着眼点

高齢化の進展に伴う社会課題の解決、それに新産業の育成という面でも注目される介護ロボット。

このコラムでは「介護ロボットの着眼点」と称し、私、関口が2010年にスタートさせ、現在も取り組んでいる介護ロボットの普及推進にまつわる話をお伝えします。

過去の取り組みをはじめ、現在、未来と時間軸をずらし、あるいは、メーカー、介護施設などと立場を変えながらお伝えする介護ロボット普及推進のコラムです。

過去のターニングポイントと面白い取り組み

介護ロボットの普及に向けて国や自治体ではこれまでいくつもの支援や施策を次から次と打ち出してきました。国では経済産業省および厚生労働省が介護ロボット普及の旗振り役を担っています。また自治体の取り組みとしては、神奈川県が平成22年度に国や他の自治体に先駆けて介護ロボットの

平成30年度介護ロボット予算

前回のNo.27: ロボット活用に向けた施策で最も重要なことは…」と題したコラムでは、自治体の次年度(平成30年度)予算がほぼ固まりつつあることを述べました。また自治体の介護ロボット関連の取り組みについては大きく「開発支援」「導入支援」「実証支援」の3つに分類できると説明しました。

介護ロボットの着眼点

毎年、今の時期になると自治体の次年度予算がほぼ固まります。そこで各自治体のホームページに公開されている平成30年度の予算関連の資料をさっとチェックしてみました。介護ロボット関連については、

介護ロボットの着眼点

モノ売りだけでは済まされないー介護ロボットの販売という商売を考えた時、ロボットというモノの存在を潜在顧客である施設の人に知ってもらい、興味を持って購入という行動に移してもらって初めて「お金」が入ってきます。仮に2度、3度と…

介護ロボットの着眼点

先日、あるTVのニュース番組をみていたら「中国では現金を使わない」「キャッシュレス化が進んでいる」と、現地の電子決済サービスの実態が放送されていました。

電子決済が爆発的に普及している中、トップシェアを握るのが、中国で最大のECサイトを運営する阿里巴巴集団(アリババ)の…

介護ロボットの着眼点

「介護ロボットの認知度は飛躍的に高まったが…」と題したコラムにも書きましたが、2010年に私が神奈川県事業で介護ロボットに関わった当時は、「介護ロボット」という言葉が、世間どころか介護業界の人にさえあまり知られていませんでした。…

介護ロボットの着眼点

厚生労働省の平姓27年度補正予算(介護ロボット等導入支援特別事業)では50億円以上もの公金が投入され、介護ロボット市場の形成に大きな影響を与えました。

またこの時期には介護ロボットの販売代理店が急増しました。…

介護ロボットの着眼点

介護ロボット:4年前と今

介護業務に携わっており、「介護ロボット」という同じモノを見ているにも関わらず、(施設に人にとって)見える景色が異なる! これを前回の「ニーズの違い(バラツキ)」とイベント企画と題したコラムの中でお伝えしました。

介護ロボットの着眼点

ニーズが人によってマチマチ

介護ロボットのイベントを企画・開催する度に痛感することあります。それは、ロボット分野の中でも「介護ロボット」にフォーカスし、一見するとテーマが絞られていても、イベント参加者のニーズが人によってマチマチであるということです。…

介護ロボットの着眼点

「関口さん、ウチもその通りなんです!」

この2-3カ月の間に訪問した複数の施設から同じようなことを言われました。何がその通りなのかと言えば、私が口にした「ある現象」が同じであったということです。…

介護ロボットの着眼点

「なぜ介護施設はロボットを導入するのでしょうか?」

 この問いを介護施設の人に投げかけてみれば、さまざまな返事が戻ってくるはずです。同じ法人の人たちに聞いても、トップの理事長さんと現場の職員さんとの間には温度差があるので、異なる回答が…。

 

介護ロボットの着眼点

先日、仲間とコミュニケーションロボットについて話し合う機会がありました。そこである事に気が付きました。それは彼らが「ロボットをロボットとして見ている!」ということです。「ロボットをロボットとして見る?」のは当たり前なことですが、・・・

 

介護ロボットの着眼点

ここ12年、ロボット分野で独立しようとする人を目にします。中には「ロボット=市場が非常に大きくなる」程度の認識で、市場や競合のことをよく理解せぬまま、学生のサークル活動のような感覚で未経験の分野に興味を示したのでは?と思いたくなる人も。事業は椅子取りゲーム・・・

 

介護ロボットの着眼点

私はこれまで介護ロボット関連のイベントに何回参加したでしょうか? 講演にお呼びいただいた数を含めると相当な回数になります。自身で企画・運営した回数だけでも2010年から合計20回は超えています。また毎回、アンケート用紙を配付・回収し、・・・

 

介護ロボットの着眼点

前回の「介護ロボットは増えたが、その一方で…」と題したコラムでは、介護ロボットの調査について、直近と2010年に実施した双方の結果を比較したところ、見守りやコミュニケーションのロボットの機種が多く増えたことをお伝えしました。・・・

 

介護ロボットの着眼点

私は2010年に、当時市販化されている、あるいは実用化に近いと思われる介護ロボットの機種をリストアップしてホームページに掲載しました。そのページは今でも「介護ロボット」と検索エンジンに入力すると3位以内に表示されます。あれから6年以上が経過し・・・

 

介護ロボットの着眼点

先週、お手伝いしている埼玉県事業の一環として埼玉県内の介護施設で見学会を開催しました。その施設ではなんとオープン時から全床に見守り機器を導入しているのです。施設見学会のプログラムにはディスカション(質疑応答)の時間もありましたが、その際に参加者同士の意見交換で少し熱くなり・・・

 

介護ロボットの着眼点

前回のNo.11: ロボットに頼らない活用方法は?」の記事の中では「職員の負担軽減などロボットから直接的に得られるメリットの追求だけではなく、少し発想を転換して、ロボットの導入検討を機に、利用者さんの満足度アップをはじめ、・・・

 

介護ロボットの着眼点

つい先日、法人研修会で講演させていただいたある介護施設の方がわざわざ自ら作成・集計したアンケート結果の報告書を送ってきてくれました。中を読んでみると、「目的を持ってロボットを導入すれば良いとのアドバイスは参考になった」、・・・・

 

介護ロボットの着眼点

去る96日(火)に開催された埼玉県事業の「埼玉県 リハビリ・介護ロボット研究会」では、6月の開催時に続き、パネルディスカションでモデレーターを務めさせていただきました。このパネルディスカションの内容は、「シルバー新報」(201699日号)さんに記事として取り上げて・・・

介護ロボットの着眼点

ロボットに限った話ではないのですが、介護業界(施設)向けにモノやサービスを提供するビジネスには苦労が伴いがちです。「絶対にないと困る!」ようなモノは別ですが・・・。もう少し正確に表現すると、自社の製品やサービスが、介護保険制度などの一環として国あるいは自治体から・・・

介護ロボットの着眼点

前回のコラムでは「補助金のメリットとデメリットは?」と題して、補助金制度にはメリットがある一方でデメリットがあることを指摘しました。特に、施設側の購入意欲に対する影響の実態について書きました。ところで、厚生労働省 平成27年度補正予算の「介護ロボット等導入支援特別支援事業」で・・・

介護ロボットの着眼点

前回のコラムにも書いた通り、国や自治体の補助金制度は、非常にありがたいものです。なぜなら、補助金や助成金の活用により、本来なら自ら背負うはずの経済的な負担(開発費や購入費の負担)が大きく軽減され、自分の懐を痛めずに済むから。でも・・・

 

介護ロボットの着眼点

国や自治体の補助金制度は、介護ロボットを売る側のロボットメーカーはもちろん、買う側の介護施設にとっても非常にありがたいものです。なぜなら、自社の懐を痛めなくても済むから。補助金や助成金の活用により、本来自ら背負わなければならないはずの経済的な負担・・・・

介護ロボットの着眼点

介護ロボットの普及に向けて、国やいくつもの自治体から、さまざまな支援策が打ち出されています。これまでの介護ロボット普及に関する支援策を振り返ってみると、産業振興面がより強く、以前はどちらかというと(介護施設ではなく)ロボットを開発する側の支援に力が入れられて・・・

介護ロボットの着眼点

去る614日(火)に開催された埼玉県事業の「埼玉県 リハビリ・介護ロボット研究会」のパネルディスカションでモデレーターを務めさせていただきました。テーマは「介護施設へのロボット導入の課題とそのソリューションについて」・・・・

介護ロボットの着眼点

介護ロボットの「普及が進んだのか?」と問われると「まだまだ!」という感じです。これについては前回の「介護ロボットの着眼点(コラム)」の中で少しお伝えしました。国や自治体ではさまざまな支援策を用意し、介護ロボットの普及を後押ししてきました。この動きは・・・

介護ロボットの着眼点

昨日、東京の大和ハウス工業様で開催されたイベントにパネラーとして参加いたしました。そのイベントでモデレーターの方から最初に次の質問が飛んできました。それは、「以前と比べて、介護ロボットの普及はどうか?」と。その回答の1つは、・・・

介護ロボットの着眼点

今後の介護ロボット普及を考えるに際し、「何か参考になる事例はないかな?」と考え、医療現場で普及が進んでいる電子カルテに関する普及の経過を簡単に調べてみました。電子カルテは今から20年以上前の1995年に登場しています。2000年にはさまざまなメーカーから電子カルテが販売され・・・

介護ロボット市場開拓のマーケテイング

【No.29】 過去のターニングポイントと面白い取り組み
【No.28】 平成30年度の介護ロボット予算で気付いたことは…
【No.27】ロボット活用に向けた施策で最も重要なことは…
【No.26】市場開拓にレバレッジが効く「1対N」のアプローチ
【No.25】介護ロボット市場の開拓にも必要なユーザー教育
【No,24】誰が介護ロボット市場を制するか?
【No.23】介護ロボット代理店の苦労
【No.22】ロボットビジネスのセグメント化
【No.21】「ニーズの違い(バラツキ)」とイベント企画
【No.20】施設が補助金に飛び付く前にやるべきこと
【No.19】施設にとってロボットの導入で最も重要なことは?
【No.18】ロボットをロボットとして見ているだけでは?
【No.17】ロボット市場への参入は凶と出るか吉と出るか?
【No.16】ロボットセミナーの開催で判明した顧客のニーズ
【No.15】潜在顧客から見た見守りロボット
【No.14】介護ロボットは6年前より増えたが、その一方【No.13】見守りロボットは是か非か?
【No.12】介護ロボットを活用する直接的なメリット
【No.11】ロボットに頼らない活用方法は?
【No.10】施設の介護ロボット選定の実態は?
【No.9】介護ロボット市場の開拓には?
【No.8】補助金政策による光と影
【No.7】補助金のメリットとデメリットは?
【No.6】自治体支援策の特徴は?
【No.5】ハードだけではなく、ソフト面も必要では?
【No.4】介護現場にロボットを導入するための要件は?
【No.3】なぜ、「普及はまだまだ!」なの
【No.2】介護ロボットの認知度は飛躍的に高まったが
【No.1】介護ロボットの普及を電子カルテと比べると