超高齢社会の新しいまなざし
幸齢社会を、テクノロジーと参加でデザインする
超高齢社会は、「支えるべき弱者が増える社会」ではなく、経験と知恵が成熟していく社会であると捉えています。
必要なのは、「高齢者=サービスの受け手」とみなす視点から離れ、ともに学び、ともに地域をつくり、価値を共有していく関係性です。
超高齢社会を、終末的な課題としてではなく、成熟と共創の可能性が広がる舞台としてとらえること。
「支える/支えられる」という一方向の構図ではなく、互いに役割を持ち、参加し合いながら生きる社会へ。
年齢を重ねながらも、役割を持ち、いきいきと暮らすこと。
人と人がつながり、地域でともに支えあうこと。
テクノロジーは、そのための「つながりをつくる手段」です。
私は、技術と現場、行政と地域、企業と生活者の間にある「ギャップ」をやわらかくつなぎ、幸齢社会をともに拓いていきます。
2010年の神奈川県事業に始まり、現場・行政・企業・技術をつなぐ立場として、介護ロボットやICTの社会実装に取り組んできました。
現在は、エイジテックやAIを「ただ使われる技術」ではなく、「人の力を引き出し、役に立つ技術」へと訳し直し、社会参加やいきがいにつながる仕組みとして形にする活動を進めています。
そして未来へ。年齢を重ねても役割があり、誰もが“創る側”として関われる――そんな“幸齢社会”の実現をめざしています。
関口の活動は、未来の地域・社会づくりにつながる 2つの重要テーマ(テクノロジー/社会参加) を軸に展開しています。
特に、2010年から介護現場でのロボット普及に携わってきた経験を踏まえ、今後の 普及が期待される人型ロボット に注目し、その活用がどのように地域や暮らしを変えていくのかを見据えながら活動しています。
AI・エイジテック・フィジカルAIなど、高齢者の暮らしを支える技術を “現場で使える形” に翻訳し、方向性を示す情報発信者として、必要な人・企業に伴走します。
新たな技術を「便利な道具」で終わらせず、ボランティアや就労、地域活動など、高齢者が“役割を持ち活躍できる場”につなげます。
この2つのテーマが結びつくことで、『生きがいと健康が自然に育まれる暮らし』が生まれます。
年齢を重ねても、役割があり、参加があり、つながりがあるーー。
それこそが、私が描く “幸齢社会” の未来です。
| 2025年11月18日 | 新サイト「いきいき長寿社会推進者 セキグチ」を公開しました |
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高齢社会を「衰退の物語」ではなく、
成熟と共創のステージとして捉え直すことをテーマに活動しています。
2010年から介護ロボット・ICTの普及に携わり、
現場・行政・企業それぞれの視点に触れながら、テクノロジーの作り手と使い手のギャップを埋める取り組みを続けてきました。
今は、AIやエイジテックをはじめとした新しい技術を、人が活躍し続けるための“地域の仕組みづくり”にどう結びつけていくか、その可能性を探りながら活動しています。
講演・研修・ワークショップのご相談を幅広くお受けしています。
テーマは超高齢社会の最前線――特に「テクノロジー」と「社会参加」を軸に、現場で本当に“できること”を一緒に探りながら、高齢者が役割を持ち続けられる未来づくりをサポートします。
「地域でこんなことはできないか?」
「最新の動向をわかりやすく伝えてほしい」
そんなご相談も大歓迎です。
まずはお気軽にお問い合わせください。
全国の自治体・企業・団体で、講演・研修・ワークショップを行っています
「いきいき長寿社会推進者セキグチ」の関口です。
テクノロジーを通じて、高齢者がより豊かに社会とつながる未来を目指し、介護ロボット分野から一歩広げた活動に取り組んでいます。私の経歴やこれまでの取り組みについては、プロフィールページで詳しく紹介しています。
また、活動の背景や大切にしている考え方は、ビジョン・メッセージページにまとめています。ぜひあわせてご覧ください。
私が介護ロボットの世界に深く関わるようになったのは、2010年の神奈川県事業(介護ロボット普及推進事業)がきっかけでした。
当時は“介護ロボット” という言葉自体がまだほとんど知られておらず、施設の訪問調査では、A3用紙にロボットの写真をずらりと貼り付け、「介護ロボットとは…
テクノロジーと社会参加の両面から、長寿社会をより豊かにするための視点をわかりやすくお届けしています。
「介護ロボット経営実践会」に代わり、新ブランド「いきいき長寿社会推進者 セキグチ」として新サイトを公開しました。