介護ロボット経営実践会では、以下のような志を持つ開発企業に対して、価値ある支援を提供します。
関口は、過去に中小企業で巧みな戦略を駆使し、多数のメディア露出を成功させてきました。
2010年からは、神奈川県の介護ロボット普及推進事業において中心的な役割を担い、メーカー、介護施設、行政間の架け橋としてさまざまな活動を牽引しました。市場調査やイベント企画・運営、実証実験などを通じ、戦略的に市場開拓を主導しました。
この活動は国内外から大きな関心を集め、メディアに何度も取り上げられたほか、国内外の議員を含む視察団の対応も頻繁に行いました。この実績をもとに、後に埼玉県や宮城県を含むさまざまな自治体事業にも協力してきました。
こうした実務経験を活かし、地方自治体市場への参入、つまり自治体との連携や関係構築を積極的に支援いたします。
小さな中小企業でも、ニッチ市場に参入し「初めの一歩」を踏み出すことで、その後の全国展開や民間市場への波及を目指せるよう、自治体やメディアとの連携を活用し、プロジェクトのリーダーやプロデューサーとして貴社の事業をサポートします。
地方自治体市場へ参入する魅力は多岐にわたりますが、最大の魅力は「ニッチ市場向けのソリューションでも、事業が安定し、全国へ横展開できる可能性が高いこと」です。
適切なタイミングであれば、特定のニッチ分野向けのソリューションでも、他の自治体にも広く横展開することが可能です。また、一度信頼を得た自治体との取引は、長期にわたり継続されることが多く、事業の安定をもたらします。これにより、継続的な収益と事業の成長が見込めます。
一方で、リスクも存在します。その最大のものは、最初の実績づくりです。特に、民間企業と比較すると、地方自治体は決定プロセスに非常に時間が掛かり、契約成立までに長期間を要することが多いため、辛抱強さが求められます。
だからこそ、初期の段階からニッチ市場の成長性や競合状況を慎重に分析し、可能性を見極めた上で、計画的かつ戦略的に展開することで、成功の確率を高めることができるのです。
地方自治体という新たな市場を開拓する際に意識すべき最初のポイントは、小さな成果を積み重ねることです。まず、地元自治体(または他地域)で実績を築くことが、他の自治体への展開の足掛かりとなり、最終的には全国規模への拡大を目指す基盤となります。
日本全国には1,700以上の市町村があり、多くが似た課題に直面しています。これらの自治体は、縦割り組織内で同様の業務を遂行しており、自治体間の連携は限られています。
また、多くの自治体担当者は、他地域での先行事例を積極的に参考にし、その成果を自分たちの地域にも適用しようと考えています。そのため、「導入期」というベストなタイミングに実績を作れば、成長期には他の自治体への横展開で競争優位を確保できます。
次に重要なのは、自治体との連携によって中小企業の活動がメディアに取り上げられやすくなることを意識し、それを事業戦略に落とし込んでいくことです。市場での知名度が向上し、存在感が高まれば、より有利な立場で事業を展開することが可能となります。
当会の支援の目的は、この2つの要素を追求し、その相乗効果を最大限に引き出すことです。そのためには、自治体との連携を前提とした戦略を明確にし、それを計画的に実行していくことが不可欠です。
当会の支援サービスを初めてご利用いただく方には、「単発相談」をお勧めしています。このサービスは、オンラインで行われます。無料でご利用いただけます。
単発相談は、Zoomを使用して開催されます。このサービスは無料でご利用いただけます。
一般企業の皆様におすすめいたします。
この出前型のセミナーでは、自治体とメディアを戦略的に組み合わせ、ブランド力を高める方法に焦点を当てます。
地元自治体から他の自治体への展開戦略や、自治体との連携を通じたメディア露出の戦略について説明し、貴社の製品・サービスに適したアプローチを提案します。前半はレクチャー方式のセミナーを、後半は貴社の課題に焦点を当てた解決策を探ります。
全体の所要時間は最大3時間です。
自治体市場参入支援の内容について、何かご不明な点がございましたら、どうぞお気軽にお知らせください。
「お問い合わせフォーム」をご利用いただけます。
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