販売事業者向け支援のご案内

~より顧客を中心に考えた、より顧客の問題の本質を解決する取り組み~

市場の開拓を目的に、巷でよく目にする自社製品の機能面の特徴や価格面のお得感などを強調して売り込もうとするマーケティング・営業アプローチではなく、より顧客を中心に考えた、より顧客の問題の本質を解決する取り組みを支援します。

1.市場開拓に際して直面する問題とは?

よくある自社製品の機能面の特徴や価格を伝えるだけでは売れにくいケースが多いです。

特に、類似製品が市場に普及してなく、導入初期段階の機器(ツール)を販売する場合は、非常に苦労することがあります。そのため、啓発活動が必要になる場合があります。

しかしながら、よく目にするマーケティング・営業アプローチは、自社製品の機能面の特徴や価格面のお得感などを強調して売り込もうとするやり方です。

しかし、買い手である施設側には選択肢が多く、どの機器を選ぶべきか判断するのが難しくなっています。買い手は、「本当に今、購入すべきか?」「購入するなら、どのような製品を、どのタイミングに選択すべきか?」ということについて、よくわからないことが多々あるのです。

補助金情報についても、毎年、翻弄されていることが多いです。残念ながら、国や自治体事業においては、補助金を出すこと、導入してもらうこと、予算を使い切ることが目的になり、それを成果としているケースが多いです。結果として、売り手も買い手も補助金制度に依存していることが少なくありません。

買い手である施設は、補助金情報に振り回され、「導入ありき」の発想になってしまいがちです。しかし、後になってから、「これではない」「何かが違う」と気づくことがあります。そのため、買い手は次なるチャンスを求めて試行錯誤することになるのです。

市場開拓に際し、商品の機能や価格だけを強調するだけではなく、買い手が直面する課題に焦点を当て、彼らのニーズに対応した「手助け役」あるいは「コンシェルジュのような存在」が必要です。

売り手は、買い手のビジネス課題を支援するためのサポートを積極的に提供し、自社の商品をそのプロセスに組み込むことが必要です。また、買い手が製品を購入するためには、ハード面だけでなくソフト面の支援も必要です。ハードとは製品や機器のことであり、ソフトには戦略、プロセス、組織、教育などが含まれます。

市場開拓を目指すに際し、自社製品の機能面や価格面などを強調して売り込む従来のマーケティング・営業アプローチではなく、顧客を中心に考え、その問題の本質を解決することに注力した取り組みを支援します。

マーケティング戦略強化で市場開拓のスピード化

当会が提供する支援サービスは、大きく2つに分けられます。

1つ目は、現状の課題を踏まえた上で、理想的な状態に到達するためのマーケティング戦略を作成することです。2つ目は、戦略の初期段階である仮説を立て、実行しながら軌道修正し、より早く正解に近づけていくための支援を行うことです。

当会の支援サービスを初めてご利用される方には、販売事業者向けの「単発相談」をご利用ください。オンラインで開催いたしますが、無料でご利用いただけます。

単発相談

Zoomを使って開催する個別の面談サービスです。無料でご利用いただけます。次のようにお考えの一般企業様におすすめします。

  • 自社のマーケティング戦略について相談したい!
  • 顧客の育成の方法(セミナーの開催など)について教えて欲しい!
  • 新しいビジネスモデルを検討したい!

販売事業者向けセミナー+相談

当会では、介護市場での販売拡大を目指す事業者向けに、最大2.5時間の出張型セミナー(オンラインも可)を開催しています。セミナーは「前半(セミナー)」と「後半(相談)」の2部構成となっております。

前半では、80~90分をかけて、上記内容に加え、当会独自のマーケティング戦略を解説します。また、販売終了となった教材「ロボット市場開拓のマーケティング」に記載された内容についても説明いたします。

後半では、参加者の皆様と一緒に、貴社の課題や次のアクションについてのディスカッションを行います。

料金:8万円(税込 8.8円)+交通費( 訪問の場合)

私、関口が「MBAの理論」「外資系コンサル流のスキル」「中小企業での泥臭い実務経験」を融合した手法で支援いたします。

下記の3つ経験が私のキャリアやスキル形成に大きく影響しました。

GE(ゼネラル・エレクトリック)社で学んだプロセス思考を重視した外資系コンサル流のプロジェクト経験です。

ブラックベルトと呼ばれる社内コンサルタント・伝道師として、世界中のGEグループで取り組んだシックス・シグマという業務改革の手法を用い、オペレーション分野の業務プロセス改善に関わるプロジェクトを渡り歩きました。

次にミスミ在籍中に凄腕の戦略・企業変革コンサルタントとして名を成した三枝匡氏が、新社長として迎えられ、氏に指導を仰いだ事業戦略です。

氏は創業社長の田口氏の後任社長として迎えられました。

3つ目は「売上ゼロ」「顧客ゼロ」の状態から新規事業(直販モデル)を立ち上げ、悪戦苦闘した中小企業での泥臭い実務経験です。

上述のキャリアを活かし、2010年から神奈川県事業をキッカケに携わった介護ロボットの普及活動で痛感した「売り手」と「買い手」のギャップを解決したいという想いが強く、「売り手」と「買い手」双方の視点に立った支援を心がけています。

「単発相談」の詳細はこちらをクリック

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