「とげぬき地蔵」の由来は、1715年の江戸中期に遡ります。毛利家の女中が誤って針を飲み込んでしまった際、地蔵菩薩の御影を飲み込んだところ、針を吐き出すことができ、その御影に針が刺さっていたという伝承があります。このことから「とげぬき地蔵」と呼ばれるようになりました。他の病気の治癒改善にもご利益があるとされ、現在に至るまで多くの参拝者が訪れています。巣鴨地蔵通り商店街は「おばあちゃんの原宿」とも呼ばれるほどです。
病気の治癒改善にご利益がある「とげぬき」は、課題解決という意味でも共通しています。課題解決は、企業や経営者だけでなく、社会全体の問題解決でもあります。
巣鴨の「とげぬき地蔵」には、母方の実家に近かったこともあり、幼い頃から何度も訪れ馴染みがありました。「とげぬき」の意味合いには「企業や経営者はもちろん、社会の課題を解決させる!」という理念が見事に合致するため、2008年に「とげぬき」を商号(社名)に法人化しました。
介護ロボットやICTの導入・活用は、超高齢社会における課題解決の一手段に過ぎませんが、介護ロボットの「売り手」と「買い手」の双方の課題解決により、介護現場や介護業務を明るくわくわくするものに変えていきたいと考えています。
この理念を掲げ、2015年に「介護ロボット経営実践会」を立ち上げ、2016年に本格稼働しました。また、2024年には、「イノベーションで実現する持続可能な超高齢社会:高齢化する社会における課題をテクノロジーの力で解決するために、作り手と使い手のギャップを埋めることで社会に貢献する」と事業理念の表現を修正しました。
さらに、「長寿社会でいきいきとアクティブに!」というイメージにふさわしい長寿のカメ、特にオール状の手足を駆使して大海を活発に泳ぎ回るウミガメをモチーフにしています。これを「介護ロボット経営実践会」のロゴマークとさせていただいています。
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【No.34】平成31年度の補助金は早期争奪戦か?
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【No.32】産業用と異なるからこそ必要なこと
【No.31】介護ロボット販売で先にやるべきこと
【No.30】成功への第一歩はメニューに載ること?
【No.29】 過去のターニングポイントと面白い取り組み
【No.28】 平成30年度の介護ロボット予算で気付いたことは…
【No.27】ロボット活用に向けた施策で最も重要なことは…
【No.26】市場開拓にレバレッジが効く「1対N」のアプローチ
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【No,24】誰が介護ロボット市場を制するか?
【No.23】介護ロボット代理店の苦労
【No.22】ロボットビジネスのセグメント化
【No.21】「ニーズの違い(バラツキ)」とイベント企画
【No.20】施設が補助金に飛びつく前にやるべきこと
【No.19】施設にとってロボットの導入で最も重要なことは?
【No.18】ロボットをロボットとして見ているだけでは?
【No.17】ロボット市場への参入は凶と出るか吉と出るか?
【No.16】ロボットセミナーの開催で判明した顧客のニーズ
【No.15】潜在顧客から見た見守りロボット
【No.14】介護ロボットは6年前より増えたが、その一方【No.13】見守りロボットは是か非か?
【No.12】介護ロボットを活用する直接的なメリット
【No.11】ロボットに頼らない活用方法は?
【No.10】施設の介護ロボット選定の実態は?
【No.9】介護ロボット市場の開拓には?
【No.8】補助金政策による光と影
【No.7】補助金のメリットとデメリットは?
【No.6】自治体支援策の特徴は?
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【No.2】介護ロボットの認知度は飛躍的に高まったが
【No.1】介護ロボットの普及を電子カルテと比べると